2004年11月CEAセミナー報告
テーマ:「スポーツカイロプラクティック~その適用と統合~」
「世界のスポーツカイロの現状紹介」
「スポーツシューズの解剖学」
「軽度の頭部外傷:脳震盪」
「膝蓋大腿関節」
2004年11月6日(土)・7日(日)の二日間、京都リサーチパークにて、スポーツカイロプラクティックをテーマに、スポーツカイロの世界的権威ブライアン・ヌックDCをお招きし、CEAセミナーが開催されました。 オーストラリア公立マードック大学のテクニック科目助教授で、数々のオリンピックや世界選手権大会にチームドクターとして参加した経歴を持つヌックDCの講義は、講師自身の経験した豊富なエピソードや、スポーツカイロを発展させる為に個人のカイロプラクターがやるべきことなどを分かりやすく紹介。 第2部では、スポーツでの障害が最も多い部位の一つである「膝」、特に「膝蓋大腿関節」にスポットを当て、豊富な臨床例とデモンストレーション、実習を交えた実践的な講義となりました。 「日本のカイロプラクターが日本のオリンピックチームに参加して、いずれは世界スポーツの現場で私と一緒に働きましょう。」と、ヌックDCからの熱いエールをいただきました。
概要
- 日程
- 第1部:平成16年11月6日(土)
- 第2部:平成16年11月7日(日)
- 会場
- 京都リサーチパーク(京都市下京区)
- 受講資格
- 第1部:カイロプラクティック従事者、カイロプラクティック学生、医療関係者、スポーツトレーナー等
- 第2部:DCおよびCSC受講者・修了者
講師紹介
ブライアン・ヌック DC,DACBSP,ICSSD,FICC 「世界的に有名なスポーツカイロプラクティックの権威」
プロフィール
スポーツカイロプラクティックの認定専門医で、過去4回のオリンピック、3回のアフリカ大陸選手権等、国際的なスポーツイベントのチームドクターとして活躍する経歴を持つ。 そのキャリアを通して、カイロプラクティックの実践に必要なマニピュレーションスキル、脊柱への応用だけでなく人体のあらゆる関節、特に四肢の関節への応用に強い関心を持つ。
- 1983年ノースウェスタン・カレッジ・オブ・カイロプラクティックを卒業
- 1985年まで同校に教師として在籍し、リサーチ部門を修了 ・アメリカ アイオワ州シャラーで診療にあたる
- 1999年まで南アフリカ共和国のテクニコン・ナタール(高等教育レベル職業訓練機関の一つ)のカイロプラクティック学部で教鞭をとる
- 現在はマードック大学のテクニック科目助教授として活躍中
感想紹介
- スポーツ分野での講義に大変感謝。スポーツシューズの講義など実用性が高かった。
- 今まで当たり前のように思い込んでいた情報もすでに過去のものであり、最新の情報を得ることでより高いレベルの顧客サービスに反映できる。
- 病理を理解し、現場で役立つ講義。これからもスポーツを通じてカイロプラクティックを広めていこうと思う。